仕事をしながらの家事は、想像以上に大変なことです。実際に、仕事と家事を両立させるため、自分の時間を削りながら四苦八苦している方が多いでしょう。また、時間が足りず、掃除が行き届いてなかったり、自炊ができずコンビニ弁当が続いたりしがちです。けれども、時短で上手に家事をこなせば、これらの問題がすべて解決できる可能性があります。

そこで本記事では、家事の時短テクニックとポイント、アイデアを解説しましょう。

  1. 家事の時短とは?
  2. 家事の時短テクニック
  3. 家事別時短テクニックのポイント
  4. 家事の時短に関してよくある質問

この記事を読むことで、家事の時短テクニックとポイントが分かります。仕事と家事を両立したい方や気になっている方は、ぜひチェックしてください。

1.家事の時短とは?

具体的な方法とポイントをチェックする前に、家事の時短に関する基礎知識を把握しておきましょう。

1-1.どういうことか?

家事の時短は、短い時間で家事をこなすというそのままの意味です。昔は、専業主婦がほとんどでしたが、今の時代は多くの家庭が共働きでしょう。仕事をしながら家事をこなすのはとても大変なことで、毎日が時間の戦いとなっているはずです。家事の時短=手抜きをするというわけではありません。無駄な時間を使わずに、有効活用しながら家事をこなすのが「家事の時短」なのです。

1-2.家事を時短で行うメリットは?

家事を時短で行うメリットは、たくさんあります。中でも、家事以外の時間が増える点が、大きなメリットといえるでしょう。少しでも時間に余裕が生まれれば、ホッと一息ついたり、趣味の時間にしたり、まったりしたりと自分の時間が増えるのです。たった10分間だけでも、貴重な時間になるでしょう。また、子どもと遊ぶ時間や、夫婦の時間も増えるので、家族のコミュニケーションにつながります。家族仲を維持し続けるためにも、コミュニケーションは必要です。

1-3.家事を時短する必要性は?

家事に時間をかけすぎていると、体力が消耗するだけでなく、ほかに費やす時間がなくなります。また、すべての家事が中途半端になったり、時間に追われ自炊できなくなり、コンビニ弁当やレトルト食品が多くなると栄養不足に陥ることもあるでしょう。生活面、健康面において悪影響をおよぼすことになるため、できるだけ少ない時間で家事をこなすのは重要なことなのです。

家事の時短をするメリットはたくさんありますね。
はい。ぜひ実践してみましょう。

2.家事の時短テクニック

では、どうすれば時短で家事をこなすことができるのでしょうか。まずは、時短テクニックの基本を一緒にチェックしていき、ルールとポイントを押さえてください。

2-1.最初にすることは?

まず、やるべきことは「1日のタイムスケジュールを立てること」と「家事動線を見直すこと」です。それぞれの具体的な方法について解説します。

2-1-1.1日のタイムスケジュールを立てる

人それぞれ生活リズムや、毎日決まっている「やるべきこと」が異なります。最初に、家族の動きを把握し、確実に決まっている時間ややるべきことを書き出してみてください。たとえば、夫婦の出勤時間や、子どもを保育園へ送る時間などは決まっているので、起床時間から時系列に並べていきます。そして、決まった時間とすき間時間がどのくらいあるのか、把握してください。そのすき間時間に、家事を当てはめるだけでOKです。1日のタイムスケジュールを立てることで、毎日スムーズに家事をこなすことができるでしょう。

2-1-2.家事動線を見直す

もう1つ大切なのが、「家事動線を見直すこと」です。頭の中で計画した通りに家事ができない場合は、家事動線が確保できていない可能性があります。たとえば、通路が狭い・水まわりが離れていて家事をするため歩行距離が長いなどです。家事動線が悪い環境ほど無駄な時間を費やしてしまいます。ソファーやテーブルなど大型家具の配置を換えるだけでも、家事動線が改善するケースがあるため、ぜひ見直してみてください。

2-2.成功するポイントは?

1日のタイムスケジュールを立てて、家事動線を確保しても、家の中が散らかっている状態では思うような家事ができません。時短で家事をこなすためには、「整理整頓」がポイントとなります。特に、家の中がたくさんのものであふれている状況では、探すときも収納するときも時間がかかってしまうでしょう。この機会に、「要らないもの」と「要るもの」に分類し、要らないものを処分してください。要らないものは自治体のゴミとして捨てるか、不用品回収業者などに処分を依頼しましょう。最低限のもので生活できれば、家事しやすい環境づくりができます。

2-3.長続きさせるポイントは?

時短で家事を長く続けるために、毎日同じ時間に同じことをルーティーンでこなしていきましょう。最初は苦労するかもしれませんが、少しずつペースをつかむことができ、無駄な動きが少なくなりますよ。また、長時間家事を続けないことも、大切なポイントです。「あれもこれもしなくちゃ!」と家事を続けていると、気持ちばかりが急いでしまい疲れます。終わらない家事にストレスを感じ、爆発してしまうので注意してください。すき間時間に家事を入れこむときは、1つの項目を終えたらリフレッシュタイムをはさみ気分転換しましょう。

2-4.スケジュールを詰めこみすぎない

前述したとおり、1日のタイムスケジュールを詰めこみすぎてしまうと、逆にストレスがかかり負担となります。スケジュールを立てるときは、無理のない内容にすることがポイントです。また、家事自体を楽しみながらこなすのも、時短のポイントとなります。スケジュールが分刻みだと、家事を楽しく感じられません。お気に入りのアロマを焚(た)いたり、BGMをかけたりして気分をあげましょう。

まずタイムスケジュールを見直すことが大切なんですね。
はい。また家事の効率化も考えましょう。

3.家事別時短テクニックのポイント

それでは、掃除・洗濯・料理に分けて、時短のテクニックとポイントを紹介します。

3-1.掃除

「ながら掃除」や「ついで掃除」がおすすめです。たとえば、風呂の掃除は風呂あがりにすると決めておきます。風呂あがりの直後なら、汚れが定着する前の状態なので、するっと落ちるでしょう。入浴中に、排水口に溜まった髪の毛を除去するのもポイントです。また、トイレに入ったときは、ついでに床掃除をしたり、便器を磨いたりすると良いでしょう。トイレは一度汚れがへばりつくと取るのに時間がかかる場所なので、1日1~2分だけでも毎日の掃除を心がけてください。また、時間短縮に役立つ便利掃除グッズを活用するのも方法の1つです。

3-2.洗濯

干す時間を短縮するため、洗濯機の脱水機能を活用しましょう。脱水機能で、脱水の回数と時間を長くすることができます。乾燥機を利用すれば早く乾きますが、衣類が縮みやすいという点がデメリットです。しかし、洗濯機の脱水機能なら、衣類が早く乾くと同時に乾燥機よりも縮みにくいのでしょう。できれば、明け方に予約で洗濯し、終了したらすぐに干してください。洗濯機に洗い終わった衣類を放置していると、嫌なにおいが染みつき、再び洗濯しなければならなくなるので要注意です。

3-3.料理

料理の時短テクニックは、「まとめて調理した食材を冷凍保存すること」です。毎日の料理は正直いって面倒に感じるでしょう。仕事で遅くなったときでも、すぐに温めて食べることができます。また、冷凍保存は長期間保存が可能というメリットもあり、毎日作る手間も省けるのでおすすめです。カレーなどアレンジできる調理は、味に飽きる心配はありません。さらに、コンロと平行しながら電子レンジを活用するのも時短家事のポイントです。煮込み料理を早く仕上げたいときは、圧力鍋を活用すると良いでしょう。

3-4.収納編

押し入れやクローゼットなどに衣類・ものを収納するときは、透明ケースを活用してください。中身が見える透明ケースなら、何が入っているのか目で見て分かります。家事の時短テクニックとしては、何が入っているのかひと目で分かる収納方法が理想なのです。収納ボックスの表にラベリングをするのも方法の1つですが、ラベリング自体に時間がかかってしまいます。また、シャツなどの衣類はたたまずに、ハンガーがけのままクローゼットに収納すると良いでしょう。干したものをたたむのは面倒ですが、たたまずハンガーにかけたまま収納すれば時間短縮が可能です。

テクニックもいろいろありますね。
はい。できそうなものから実践しましょう。

4.家事の時短に関してよくある質問

家事の時短に関してよくある質問を6つピックアップしてみました。

Q.家事の時短にデメリットはあるのか?
A.時間ばかり気にしすぎるあまり、すべてが中途半端になる可能性があります。たとえば、掃除が中途半端な状態になってしまうと、再び同じ場所を掃除しなければならなくなるので要注意です。時短家事は適当にするのではなく、いかに短時間の中で効率的に家事ができるかがポイントとなります。最初は、すべての家事をこなそうとするのではなく、自分のできることから少しずつ取り組みましょう。

Q.おすすめの時短グッズは?
A.時短家事を目指すために、便利グッズは必要不可欠です。たとえば、掃除の際には、窓拭きもできる「ハンディワイパー」や、「粘着カーペットクリーナー」「モップ付きスリッパ」などがあります。モップ付きスリッパは、スリッパの底がモップになっているので、部屋を移動しながら簡単に床掃除ができておすすめです。キッチンなど油汚れが気になる部分は、調理中にモップ付きスリッパを活用すると良いでしょう。料理しながら床掃除ができます。

Q.時短家事を始める前の心得は?
A.最も大切なのは、「完璧を求めないこと」です。家事を一生懸命に取り組みたいと思っている方が、時短家事を考えていると思います。真面目な人ほど完璧を求めてしまいがちで、完璧でないことにイライラする傾向があるのです。イライラしてしまうと、時短家事のデメリットが大きくなるので注意してくださいね。時短家事を始める前に、「サボりではなく効率がアップしただけ」「うまくできない日もある」というくらいの気持ちを持ちましょう。

Q.買いものの時短テクニックは?
A.仕事や育児に忙しいと、買い物に行く時間がないですよね。そんなときは、宅配での買いものを利用してみてください。インターネット上で欲しいものを選び、自宅に届けてもらえば、スーパーに立ち寄る時間を省くことができます。ネットスーパーはもちろんのこと、消費生活協同組合や料理キットの宅配など、さまざまな種類があるのでぜひチェックしてください。毎日献立を考えたくない方は、献立によってカット野菜や下処理済みの肉などがセットになった料理キットがおすすめです。

Q.片付けの時短方法が知りたい
A.どこに何があるのか分かるようにするのはもちろんのこと、使う場所のすぐ近くに片付けるようにしてください。たとえば、キッチンで使う調理器具はキッチンに、テレビリモコンなどはリビングテーブルの上になど、使う場所の近くに置き場所を決めることで、収納しやすく使いやすくなります。簡単な方法に感じますが、意外とできていない方が多いのです。収納するときは、どこで使うのか考えて場所を決めると良いでしょう。
また、使った後はきちんと元の場所に戻すことも大切なポイントです。すぐ元の位置に戻せば、後で片付け必要がなく時間が短縮できますよ。

Q.時短家事を成功させる重要な時間帯は?
A.「朝」です。何かと準備でバタバタしがちな朝ですが、週末の朝におかずの作り置きをしたり、早起きして1~2分でもトイレ掃除に充てたりするだけで、だいぶ家事にかける時間を減らすことができます。朝意外の家事の時間がグッと節約できるかどうかは、朝の過ごし方で決まるのです。ただ、子どもを送り出す時間や出勤時間は変更できないので、そこから逆算して家事を決めてください。

まとめ

短い時間で家事をこなすためには、動線を見直し、家事しやすい環境づくりから始めるのがポイントです。そして、掃除・洗濯・料理に分けてタイムスケジュールを決めます。少ない時間をどうすれば家事に費やせるのか、日ごろの行動を見直しながら考えることが大切です。また、現在は気軽に掃除できる便利グッズなどがたくさん販売されています。便利グッズを活用するのも、時短で家事をこなすポイントです。